右側のボタンみたいなやつを少しいじりました。おかげで、とりあえず、記事のカテゴリだけは整理できました。
でも大事なのは、記事そのもの! ブログのお化粧は後回しにして、さっさと記事を書いていきたいと思います。
私がはじめて投資の世界に足を踏み入れたのは、主婦による脱税事件などで、FXがテレビや新聞で話題になっていたころです。「主婦でもやれるなら、私なら十分」という、何の根拠もない自信からFXをはじめました。
入門書を3冊ほど読んで、早速、外為どっとコムに口座を開設しました。
まずは、バーチャル取引。画面を立ち上げると、目の前に見たこともない不思議なグラフ(日足のローソクチャート)が現れました。
「これって、どうやって見るのだろう?」
「いや、あまり気してはいけない。とにかく主婦でもやれるんだから。」
仮想スタート金500万円で、カナダドルを狙いました。そのとき、たまたま上昇トレンドで、その不思議なグラフがきれいな右肩上がり。すかさず、買い建て。みごとに初陣をかざりました。その後、同じ手法(というか勘)で4連勝。仮想資産は、すぐに700万円ほどになりました。
「私には投資の才能がある」
と、はじめて勘違いをしたのはこの時でした。
その後、すぐにリアルトレードに挑戦。カナダドルの上昇トレンドは終了し、保ち合いに突入していましたが、そんなことはまったく意に介さなかった私は、3日間で3回ほど往復ピンタを食らい、40万円ほどリアルマネーを失いました。
負けず嫌いの私は、本屋へ通い、あの不思議なグラフの見方から勉強し始めました。そんな中で、システムトレードに関する本と出会い、私のトレード観は一変します。エクセルも触ったことのない私は、それこそ手探りで、システムの構築に専念しました。
1年ほど研究し、トレンド系とオシレーター系のテク指を組み合わせたシステムが完成し、満を持してリアルトレードに復帰しました。
出資金は、500万円。わずか2週間で300万円ほどの利益を叩き出し、毎晩、高級すし屋や高級スナックに出入りしては、ツケで豪遊したものです。
「私には投資の才能がある」
と二度目に勘違いをしたのはこのときでした。
今思えば、売買サイン自体にはそれほど問題はなかったのですが、その当時の私には、「資金管理」という概念がまったく頭にありませんでした。「破産確率」などという言葉はもちろん知りませんし、最大ドローダウンという言葉すら聞いたことがあるという程度でした。わずか2週間で500万円が800万円になったとしてもまったく不思議ではありません。無謀なポジションサイズだったのです。
言うまでもありませんが、その後1週間で、稼いだ300万円をすべて失い、手もとには、元金と呑み屋の請求書だけが残りました。
私が、資金管理、とくにドローダウンの抑制に心血を注ぐようになったのは、それからです。「すぐれたシステムとは、利益の大きいシステムではなく、ドローダウンの少ない安定したシステムである」というモットーを大事にして、システムの再構築に専念しました。
そうして、ようやくすばらしい損益曲線が完成しました。最大ドローダウンも比較的小さく、勝率も60%前後、月利+30%~50%ものスーパーシステムです。
「私には投資の才能がある」
と三度目に勘違いしたのはこのときでした。
この時点の私には、いわゆるカーブフィッティングの恐ろしさがよくわかっていなかったようです。
実運用に入ると、あっという間に惨敗です。 ただ、資金管理だけはきちんとしていたので、致命傷だけは避けることができました。
初心者がよくやる、こういった失敗も、今思えばとてもいい経験だと思っています。
今後も、当然失敗はあると思いますが、その度にきちんと原因を調べ、反省を重ねながら、トレーダーとして一歩ず成長していきたいと思っています。
おわり
応援よろしくお願いします。
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でも大事なのは、記事そのもの! ブログのお化粧は後回しにして、さっさと記事を書いていきたいと思います。
私がはじめて投資の世界に足を踏み入れたのは、主婦による脱税事件などで、FXがテレビや新聞で話題になっていたころです。「主婦でもやれるなら、私なら十分」という、何の根拠もない自信からFXをはじめました。
入門書を3冊ほど読んで、早速、外為どっとコムに口座を開設しました。
まずは、バーチャル取引。画面を立ち上げると、目の前に見たこともない不思議なグラフ(日足のローソクチャート)が現れました。
「これって、どうやって見るのだろう?」
「いや、あまり気してはいけない。とにかく主婦でもやれるんだから。」
仮想スタート金500万円で、カナダドルを狙いました。そのとき、たまたま上昇トレンドで、その不思議なグラフがきれいな右肩上がり。すかさず、買い建て。みごとに初陣をかざりました。その後、同じ手法(というか勘)で4連勝。仮想資産は、すぐに700万円ほどになりました。
「私には投資の才能がある」
と、はじめて勘違いをしたのはこの時でした。
その後、すぐにリアルトレードに挑戦。カナダドルの上昇トレンドは終了し、保ち合いに突入していましたが、そんなことはまったく意に介さなかった私は、3日間で3回ほど往復ピンタを食らい、40万円ほどリアルマネーを失いました。
負けず嫌いの私は、本屋へ通い、あの不思議なグラフの見方から勉強し始めました。そんな中で、システムトレードに関する本と出会い、私のトレード観は一変します。エクセルも触ったことのない私は、それこそ手探りで、システムの構築に専念しました。
1年ほど研究し、トレンド系とオシレーター系のテク指を組み合わせたシステムが完成し、満を持してリアルトレードに復帰しました。
出資金は、500万円。わずか2週間で300万円ほどの利益を叩き出し、毎晩、高級すし屋や高級スナックに出入りしては、ツケで豪遊したものです。
「私には投資の才能がある」
と二度目に勘違いをしたのはこのときでした。
今思えば、売買サイン自体にはそれほど問題はなかったのですが、その当時の私には、「資金管理」という概念がまったく頭にありませんでした。「破産確率」などという言葉はもちろん知りませんし、最大ドローダウンという言葉すら聞いたことがあるという程度でした。わずか2週間で500万円が800万円になったとしてもまったく不思議ではありません。無謀なポジションサイズだったのです。
言うまでもありませんが、その後1週間で、稼いだ300万円をすべて失い、手もとには、元金と呑み屋の請求書だけが残りました。
私が、資金管理、とくにドローダウンの抑制に心血を注ぐようになったのは、それからです。「すぐれたシステムとは、利益の大きいシステムではなく、ドローダウンの少ない安定したシステムである」というモットーを大事にして、システムの再構築に専念しました。
そうして、ようやくすばらしい損益曲線が完成しました。最大ドローダウンも比較的小さく、勝率も60%前後、月利+30%~50%ものスーパーシステムです。
「私には投資の才能がある」
と三度目に勘違いしたのはこのときでした。
この時点の私には、いわゆるカーブフィッティングの恐ろしさがよくわかっていなかったようです。
実運用に入ると、あっという間に惨敗です。 ただ、資金管理だけはきちんとしていたので、致命傷だけは避けることができました。
初心者がよくやる、こういった失敗も、今思えばとてもいい経験だと思っています。
今後も、当然失敗はあると思いますが、その度にきちんと原因を調べ、反省を重ねながら、トレーダーとして一歩ず成長していきたいと思っています。
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by xchsshzo
| 2011-05-16 13:52
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