エクセルを使った簡単シストレ入門
LLTの記事については、もう一回だけ、先送りにさせてください。
本日は、エクセルを使った簡単なシストレ方法とエクセル習得のための教材を紹介します。
教材については後で紹介するとして、まずは、エクセルで移動平均線を作成する方法だけ、簡単に紹介します。というのは、これこそが、エクセルを使ったシストレの一番の基本で、これをマスターすれば、あとはその応用ですから。
どこかのサイトから4本値をコピーして、以下のようにエクセルシートに貼り付けてください(通常は、ダウンロードすると、そのまま張りついた状態でシートが入手できます)。
そうしたら、終値の列の一つ右の列に5日移動平均線を算出してみましょう。
つまり、上の例でいうと、
E2~E6(赤枠の部分)の平均値をF6(青枠の部分)へ出し
あとは、一段ずつ下へ、
E3~E7の平均値をF7へ出し
E4~E8の平均値をF8へ出し
E5~E9の平均値をF9へ出し
…
と繰り返せば、F7の列に5日移動平均線が作成されます。
では、具体的にみていきましょう。
まずは、F6のセルにカーソルをおいて、上の「fx」という部分をクリックしてください。偶然ですねー、「FX」だってさ。
すると、以下のような画面が出ます。
ここで、「AVERAGE」という関数(平均値を算出してくれる関数)をがんばって探し出してきて、それを指定して、「OK」をクリックしましょう。すると、
上のような画面になります。ここで、黒塗りの部分に着目してください。
となっていますね。これは、「B6からE6までの数値の平均値を算出しますが、それでいいですか?」というメッセージです。
よくないですよね。今出したいのは、E2からE6の平均値ですから。
そこで、そのままDeleteキーを押して黒塗りの部分を削除してください。そして、E2のセルにマウスポイントをあてて左クリック状態のままE6までマウスを引きずって(ドラッグして)ください。
すると、上のような画面になるので、「OK」をクリックします。
すると、
じゃーん!!!
出来ましたね。一番最初の移動平均値です。
あとは同じ作業を1段ずつ下へ繰り返せばよいわけですが、その必要はありません。ドラッグコピーをすればOKです。すなわち、
F6のセルにカーソルを置いた状態で、そのセルの右下の部分(赤枠の部分)にマウスを上手くあてると、マウスポインターが黒の「+」のマークにかわります。そうしたら、その状態のまま左クリックを押しながら、下方へマウスをドラッグしてください。
すると、
じゃーん!!!
移動平均線の完成で~す。
ちなみに、数千行もあるときは、このドラッグコピーすらめんどうになってきます。そんなときは、マウスポインターが黒の「+」のマークになった時点で、そのままダブルクリックすれば、一番下の行までスドンと瞬間コピーできます。ただし、このテクニックは一つ左の列にデータが入力されていることが条件で、データが切れた行の直前で瞬間コピーがストップします。
なお、このダブルクリックコピーのテクニックは、本やネットで調べた知識ではありません。実は、私はかなりのアルコール依存症で、エクセルを触っていたときに、禁断症状により手が震えて、たまたまダブルクリックになってしまい、気づいたら瞬間コピーが出来ていたんです。
このように、エクセルを使えば、移動平均線、RSI、ストキャスティクス、MACD、ボリンジャーバンドなどの一般的なテクニカル指標はたいてい作成できます。さらには、売買サインや損益なども算出されるように組めば、バックテストや最適化なども可能です。ちょっとがんばれば、トレーリングストップやVST化搭載型の複利運用システムのバックテストもできます。
さて、おすすめ教材です。
1.Excel 関数逆引き便利帖
2.日経PC21エクセル簡単操作事典
3.エクセルを用いた売買検証法
4.Excel
5.エクセルでテクニカル分析/バックテスト
エクセルに関しては、それこそネット上でたくさん情報があるので、いろいろと必要に応じて検索してみるのが一番いいと思います。
ポチッとやって。ね。ポチッと。
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本日は、エクセルを使った簡単なシストレ方法とエクセル習得のための教材を紹介します。
教材については後で紹介するとして、まずは、エクセルで移動平均線を作成する方法だけ、簡単に紹介します。というのは、これこそが、エクセルを使ったシストレの一番の基本で、これをマスターすれば、あとはその応用ですから。
どこかのサイトから4本値をコピーして、以下のようにエクセルシートに貼り付けてください(通常は、ダウンロードすると、そのまま張りついた状態でシートが入手できます)。
そうしたら、終値の列の一つ右の列に5日移動平均線を算出してみましょう。
つまり、上の例でいうと、
E2~E6(赤枠の部分)の平均値をF6(青枠の部分)へ出し
あとは、一段ずつ下へ、
E3~E7の平均値をF7へ出し
E4~E8の平均値をF8へ出し
E5~E9の平均値をF9へ出し
…
と繰り返せば、F7の列に5日移動平均線が作成されます。
では、具体的にみていきましょう。
まずは、F6のセルにカーソルをおいて、上の「fx」という部分をクリックしてください。偶然ですねー、「FX」だってさ。
すると、以下のような画面が出ます。
ここで、「AVERAGE」という関数(平均値を算出してくれる関数)をがんばって探し出してきて、それを指定して、「OK」をクリックしましょう。すると、
上のような画面になります。ここで、黒塗りの部分に着目してください。
B6:E6
となっていますね。これは、「B6からE6までの数値の平均値を算出しますが、それでいいですか?」というメッセージです。
よくないですよね。今出したいのは、E2からE6の平均値ですから。
そこで、そのままDeleteキーを押して黒塗りの部分を削除してください。そして、E2のセルにマウスポイントをあてて左クリック状態のままE6までマウスを引きずって(ドラッグして)ください。
すると、上のような画面になるので、「OK」をクリックします。
すると、
じゃーん!!!
出来ましたね。一番最初の移動平均値です。
あとは同じ作業を1段ずつ下へ繰り返せばよいわけですが、その必要はありません。ドラッグコピーをすればOKです。すなわち、
F6のセルにカーソルを置いた状態で、そのセルの右下の部分(赤枠の部分)にマウスを上手くあてると、マウスポインターが黒の「+」のマークにかわります。そうしたら、その状態のまま左クリックを押しながら、下方へマウスをドラッグしてください。
すると、
じゃーん!!!
移動平均線の完成で~す。
ちなみに、数千行もあるときは、このドラッグコピーすらめんどうになってきます。そんなときは、マウスポインターが黒の「+」のマークになった時点で、そのままダブルクリックすれば、一番下の行までスドンと瞬間コピーできます。ただし、このテクニックは一つ左の列にデータが入力されていることが条件で、データが切れた行の直前で瞬間コピーがストップします。
なお、このダブルクリックコピーのテクニックは、本やネットで調べた知識ではありません。実は、私はかなりのアルコール依存症で、エクセルを触っていたときに、禁断症状により手が震えて、たまたまダブルクリックになってしまい、気づいたら瞬間コピーが出来ていたんです。
このように、エクセルを使えば、移動平均線、RSI、ストキャスティクス、MACD、ボリンジャーバンドなどの一般的なテクニカル指標はたいてい作成できます。さらには、売買サインや損益なども算出されるように組めば、バックテストや最適化なども可能です。ちょっとがんばれば、トレーリングストップやVST化搭載型の複利運用システムのバックテストもできます。
さて、おすすめ教材です。
1.Excel 関数逆引き便利帖
2.日経PC21エクセル簡単操作事典
3.エクセルを用いた売買検証法
4.Excel
5.エクセルでテクニカル分析/バックテスト
エクセルに関しては、それこそネット上でたくさん情報があるので、いろいろと必要に応じて検索してみるのが一番いいと思います。
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by xchsshzo
| 2011-09-06 00:00
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