資産比例型複利運用~PART3
とある証券会社いわく
レバレッジ規制が厳しくなった昨今、こんなキャッチフレーズで顧客増加を狙う証券会社が多くなってきました。資金の少ないトレーダーにとっては、ありがたい限りです。
しかし、それ以上に、千通貨単位で取引できるということは、複利運用をする上で極めて重要な意味を持ちます。
上は、前回の記事で紹介した、資産比例型複利運用の損益曲線です。
もう一度ルールとパフォーマンスをおさらいしましょう。
勝ったときも負けたときも、現有資産の2.24%の増減を生ずるようにロット数を調整します。ただし、現状では最小取引枚数が1万通貨の業者が多いことから、端数が出たときは(たとえば、12500通貨とか、27800通貨など)、千以下の通貨単位はすべて切り捨てるものとしました。
その結果は下の通りでした。
初期投資金額 1000000円
複利率 2.24%
最終口座残高 294882400円
最大ドローダウン率 14.99%
(税金およびロット制限は考慮せず)
これを千通貨単位で取引できる証券会社でトレードしたらどうなるだろうか、というのが今回のテーマです。すなわち、現有資産の一定割合の増減を生ずるようにロット数を調整し、「千」ではなく「百」以下の通貨単位のみを端数として切り捨てるわけです。ただし、最大ドローダウン率が15%を超えないように、複利率を微調整します。
結果は下のようになりました。
初期投資金額 1000000円
複利率 2.23%
最終口座残高 358140300円
最大ドローダウン率 14.98%
(税金およびロット制限は考慮せず)
証券会社を変えるだけでこれだけパフォーマンスが向上します。
これは一体どういうことでしょうか?
1万通貨単位の場合には、
10000
10000
10000
…
10000
20000
という具合に、次にロット数が増えるのに時間がかかってしまうのに対して、千通貨単位の場合には、
10000
12000
13000
…
19000
20000
という具合に、小刻みにかつ素早くロット数が増えることから、資金効率が高まり、資産の増加速度が早まるためです。
なので、
私は、1万通貨単位の証券会社にはほとんど興味がありません。
応援よろしくお願いします。
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弊社では、
1000通貨単位
でのお取引が可能です。
レバレッジ規制が厳しくなった昨今、こんなキャッチフレーズで顧客増加を狙う証券会社が多くなってきました。資金の少ないトレーダーにとっては、ありがたい限りです。
しかし、それ以上に、千通貨単位で取引できるということは、複利運用をする上で極めて重要な意味を持ちます。
上は、前回の記事で紹介した、資産比例型複利運用の損益曲線です。
もう一度ルールとパフォーマンスをおさらいしましょう。
勝ったときも負けたときも、現有資産の2.24%の増減を生ずるようにロット数を調整します。ただし、現状では最小取引枚数が1万通貨の業者が多いことから、端数が出たときは(たとえば、12500通貨とか、27800通貨など)、千以下の通貨単位はすべて切り捨てるものとしました。
その結果は下の通りでした。
初期投資金額 1000000円
複利率 2.24%
最終口座残高 294882400円
最大ドローダウン率 14.99%
(税金およびロット制限は考慮せず)
これを千通貨単位で取引できる証券会社でトレードしたらどうなるだろうか、というのが今回のテーマです。すなわち、現有資産の一定割合の増減を生ずるようにロット数を調整し、「千」ではなく「百」以下の通貨単位のみを端数として切り捨てるわけです。ただし、最大ドローダウン率が15%を超えないように、複利率を微調整します。
結果は下のようになりました。
初期投資金額 1000000円
複利率 2.23%
最終口座残高 358140300円
最大ドローダウン率 14.98%
(税金およびロット制限は考慮せず)
証券会社を変えるだけでこれだけパフォーマンスが向上します。
これは一体どういうことでしょうか?
1万通貨単位の場合には、
10000
10000
10000
…
10000
20000
という具合に、次にロット数が増えるのに時間がかかってしまうのに対して、千通貨単位の場合には、
10000
12000
13000
…
19000
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という具合に、小刻みにかつ素早くロット数が増えることから、資金効率が高まり、資産の増加速度が早まるためです。
なので、
私は、1万通貨単位の証券会社にはほとんど興味がありません。
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by xchsshzo
| 2011-06-23 18:32
| 資金管理